日々の保育

「最後までジブンで！」



今日はバードサンクチュアリまでカブトムシの土を取りに行ってきた子どもたち。

その帰り道、ひとりの男の子が「もうつかれたよ…」とつぶやきました。



その子は今回土を掘るために持ってきたのは鉄製の大人用のスコップであり、子どもにとってはとても重いもの。

けれども園で自分で選び、持ってきたものだからでしょうか。

弱音は吐きつつも、決して手はスコップから放そうとはしません。



その様子を見て、ほかの友達がやってくると「てつだうよ！」とスコップをいっしょに持ってくれました。

手伝ってくれてすこし楽になったようで足取りは軽くなります。表情も明るくなりました。



そうやってときおり友達の手を借りつつも、最後まで園まで持って帰ってきた男の子。

「最後までジブンでやる」って気持ちがいいことだと感じられたような、そんな達成感にあふれた表情をしていました。