日々の保育

年中児と年長児が氷鬼をしています。その中で年中児の一人が不貞腐れて泣いていました。理由は、自分が始めた氷鬼がいつのまにか別の鬼ごっこになっていたこと、みんなが言うことを聞いてくれないからだそうです。怒ったまま友だちに向かっていっても、気持ちは届きませんでした。「青バッチ(年長児)の話し方を真似してみたらどうか」と大人が提案すると、「ちょっとみんな集まって！」と言葉がすぐにでてきました。すると、みんなが集まってきて、話を聞いてくれました。また、次の遊びをどうするか相談することもできました。その年中児の立ち振る舞いは、いつもリーダーシップをとってくれる年長児にそっくりでした。困ったときは身近な人からヒントをもらえます。年長児の真似をしながら思いの伝え方や遊びの引っ張り方を学んでいます。