そあ季の花保育園
日々の保育
2024.11.11
広がる世界~心の動き~
きれいな形
年長児のKちゃんは、テーブルに置いたお皿に、砂を入れて、その上に石を並べて、「どら焼きだよ。食べていいよ。」と保育士に声を掛けました。「これ、なんできれいな形になっていると思う?」と、どら焼きを指さして言いました。「なんでだろう?」と保育士が言うと、2枚のお皿に砂をぎっしり入れたものを、重ねて上下に振り始めました。上のお皿を取るときれいな形が出来上がっていました。「違うお皿でもできるんだよ」と言って、お椀やカップでもやっていました。その上に、「これ、フルーツだよ」と言って、集めてきた小石を並べ終わると、今度は、シャベルについていた砂を指で擦り落して、お砂糖のようにさらさらとかけていました。とてもきれいなどら焼きが出来上がりました。どうやったら、きれいに作れるか、いろいろなやり方を考えながらさすが、年長さんのこまやかな仕上がりに感心しました。