日々の保育

よもぎクラスの女の子が泣いていることに気が付いた幼児クラスのお姉さんが声を掛けてくれました。近くにいたお友だちとおもちゃの取り合いをしたのかと思い、お姉さんが間に入ってくれ、泣いていた女の子におもちゃを渡してあげました。しかし女の子は「やだ！」と嫌がっていたので、理由を聞いてみると、どうやら靴下が脱げたことが嫌で困っているようでした。お姉さんは靴下を拾うと、裏返っているのを『こうやって直すんだよ』と優しく教えてくれました。優しくしてもらったことで、女の子もいつの間にか笑顔になっていました。職員と一緒に「ありがとう」とお姉さんにお礼を伝えると、二人で顔を見合わせながら微笑んでいました。このように優しくしてもらった経験が積み重なっていくことで、相手にも優しくしようとする、思いやりの気持ちが育まれていけば良いなと思う瞬間でした。