日々の保育

年長の子どもたちがリレーの走る順番とチーム名も決めました。１つのチームは「かっこいい名前にしたい！」という意見で一致。「ダイヤはどうかな？」の言葉にみんなが賛同し、すんなり決まりました。一人の子が手を前にだし、その姿にみんなが続きます。「えいえいおー！！！」と、気合十分な“ダイヤチーム”。もう片方のチームは「速そうな名前がいい。」「勝ちたいから強い名前がいい」といろいろな案が出ます。「炎はどうかな？」「サメも強い」「セミがいい、逃げ出すとき速いから」「チーターも速いよ」「ロケット方が速くて宇宙までいける」たくさんの意見が出て、話し合いは平行線です。中々決まらず、Aくんが「サメがいいな」と言いました。それを聞いていた他の友だちも「サメ、いいかも・・」「サメがいい人ー！」とチーム全体に聞くと全員の手が上がり、名前が決まりました。「やっと決まったー」とホッとする子どもたちです。たくさんの意見の中でとっておきの１つを決めた“サメチーム”。
みんなの意見を合わせることは難しいです。子どもたちは互いの意見を非難することなく、みんなが納得するような理想の名前（かっこいい名前、速そうな名前　強そうな名前）をいくつも出していました。話しが進まずにどうしよう…という場面もありましたが職員の少しの声掛けにより、「○○はどうかな？」「△△は？」と、繰り替えし提案していく姿に成長を感じました。