そあ季の花保育園
日々の保育
2024.09.25
広がる世界~心の動き~
稲刈り
昨日、年長児に園庭の移り変わりを尋ねると、「稲の色が緑から茶色になった」と話しがありました。稲の色が変わると稲刈りの時期であることを伝え、鎌の使い方や、稲刈り後の工程などを話しました。今日はいよいよ稲刈りです。昨日の話しを思い出して、鎌を握り稲に当てます。力の入れ方が難しいのか中々切れないこともありました。慣れない道具に苦戦したり、できたことをうれしく思ったりしています。稲が集まると次は束ねて結んで干す作業です。子どもたちは職員の動きを見ながら手分けします。初めは職員の声かけを聞いて役割分担をしていましたが、慣れてくると「紐切っとくね」「向きをそろえよう」「こっち持ってー」など、子どもたちで声を掛け合う姿がありました。「いつからお米育ててるっけ?」と考えていた子がいます。「6月くらいかな?」別の子が答えます。「もう、4か月くらい育ててるの!?」と驚く子どもたちです。このあと、脱穀、精米とご飯になるための工程はまだまだ続きます。年長児の子どもたちは作ったお米を年中児、年少児にも分けてあげようと考えているようです。「みんなのために頑張ろう」と声をそろえる子どもたちでした。