そあ季の花保育園
日々の保育
2024.08.23
広がる世界~心の動き~
つながった命
かえで組で育てていたカブトムシのメスがお盆明けに死んでいました。それに気づいた子どもたちはそのメスをどうしようかと話し合います。「去年のカブトムシを埋めたところに一緒に埋めてあげよう」と一つの考えにたどり着きました。残ったオスのカブトムシはどうするのか。絵本を見てオスは命がけで交尾をし、卵を産んでいることを知った子どもたちですが「まだ、こうびができるならメスのいるところに逃がそうか」「いやいや、かえで組で育てたい」といろいろな意見がでてきます。実際にカブトムシを観察しようと手元に虫かごを持ってきて、オスを持ち上げるとなんとそこには生まれたばかりの幼虫がいました。「先生!幼虫いるよ!」「卵生まれてたよ!」と見つけた子どもたちは大興奮。途切れてしまったと思っていた命はつながっていたようです。再び絵本を開き、今度は幼虫の育て方を調べます。幼虫とオスのために何が必要なのか?かえで組のカブトムシ物語はまだまだ続いていくようです。