日々の保育

４か所に水がたまる入れ物を使って色水あそびをしました。思い思いに赤、黄、青を入れていく子どもたち。「紫になった！」「色が変わるー」と変化を楽しみます。Rちゃんが「青なのに色がちがう！」と、４つの色を見てつぶやきました。「ほんとだ。どうやってつくったの？」と聞くと、「あのね…最初に青をいれてその高さを変えるの。そこにちょっとずつ黄色を入れたら色が変わるんだよ！」と、微妙な色の変化を発見。その後はほかのいろでも試し、どのように色が変わるのかじっくりと実験していました。また、年少のKくんとYくんは同じオレンジでも違うオレンジができたことに気づきました。「Kくんの方が濃いねぇ」と互いを比べます。比べていると、「こっち（日かげ）で見ると暗いのに、こっち（日向）に置くと、キラキラしてる」とさらに変化に気づきます。「Kくんのオレンジはキラキラオレンジだ！」と嬉しそうにしていました。お日様の光が反射して輝いて見えたのでしょう。言葉で説明しなくても、Kくんは太陽にペットボトルを掲げ自分のオレンジを見つめていました。遊びながら色の変化を楽しんだ子どもたち。自分で色を足していくことで徐々に変わることを目で見て実感していました。光の加減で目に映る色が変わることにも気づきました。体験することで気づきくことがたくさんあるようです。