そあ季の花保育園
日々の保育
2024.04.09
広がる世界~心の動き~
雨の音 雨の匂い
雨が降り、風も強かった午前中。年長のRくんと年少のAちゃんは窓から外を見て「雨たくさん降っているね」と話をしていました。Rくんは「なんか音がする」と耳を澄ましました。AちゃんもRくんの言葉を聞いて「雨の音!ポツポツ聞こえる!」「ゴーって音もするね」と雨の音を聞いていました。「雨が降ると道路が濡れるから車の音がいつもと違う」と晴れている時の音との違いに気付いている姿も見られました。保育者が「雨の匂いってどんな匂い?」と聞くとAちゃんは「匂いしない!」と言います。Rくんは「泥と水が混ざった匂いがする」と雨の匂いを自分なりに感じていました。雨の降り方にも注目し「同じタイミングで雨が地面に落ちてくる!」と気が付いたRくん。その言葉を聞いた年長のRちゃんは「雨が斜めの線みたいに見える、真っ直ぐにも見えるね」と雨を観察して気が付いたことを言葉にしていました。昨年度天気について深めた年長の子ども達です。天気が子どもたちの日常になっていること、また年少の子どもたちにとっては新たな発見に繋がっていることが分かりました。