そあ季の花保育園
日々の保育
2023.12.21
広がる世界~心の動き~
“今”を楽しむ
「先生!水入れて良い?」とカップを持ってきた3歳児の男の子。
砂場に使うのかと思い、少量の水を入れると「ありがとう!」と言い、向かった先は山。山の上から水を流し水の流れを見送っていました。その姿に気づいた同学年の友だちが自分も!と、カップに水を入れ、山から流します。そうしているうちに山の土はドロドロに。足で踏んでみると、ぐちゃぐちゃになりました。「見てみて!」「ぐちゃっていう!」と足踏み。ドロドロになっていく靴を目の前に大人は止めたくなりますが、「おもしろーーい!」と子どもたちは満面の笑み。
子どもにドロドロの靴はどうするのか問いかけると、「自分で洗うー!」「僕、靴洗えるよ!」と自信満々。次第に靴と靴下を脱ぎ、裸足で泥場に向かいます。「ぐちゃぐちゃだぁ」「楽しいよー!!」「でも、つめたーーい!」と冷たくても楽しそうにはしゃぐ子どもたち。
日向で暖をとってはまた泥に足を付け、冬の寒さや風邪をひくことの心配をよそに“今”を楽しむ子どもたちでした。