日々の保育

１２日の給食は食器を使わないので、グループごとに好きな場所で食べることになっています。
ばらグループはどこで食べるのか話し合いをしました。「外ならどこでもいいよ」「広いから芝生がいい」と意見が上がる中で、3歳児が「森の中がいい」と主張しました。5歳児は園庭に森はないことを伝えましたが、3歳児は譲りません。保育者が「森はないけど園庭に木はあるよね」と伝えると5歳児が「芝生にも木があるからそこはどう？」と3歳児に尋ねました。3歳児は言われていることの想像が難しかったのか、困った表情です。そこで実際に芝生に見に行くことにしました。芝生の木の下に行くと「ここならいい景色だね」と他の4・5歳児も3歳児を説得し始めました。「ここでいいよ」という3歳児の返事を聞いて4・5歳児はほっとしたようでした。
異年齢の話し合いはグループの名前を決めた時以来です。以前より3歳児が意見を出すようになりました。また、4・5歳児はみんなが納得できるよう提案したり、自分の意見と折り合いをつけようとする姿がありました。話し合いの力も日々育っています。