日々の保育

　以前園庭で遊んだ時、果樹園に行って木の実を拾ったことを覚えていた女の子は、保育者の手を引っ張って扉を指差し、“今日も果樹園に行きたいよ！”と訴えていました。
　果樹園に行くと、下を向いて木の実を探し始めました。「あ！」と指差してしゃがんでよく見てみると、石や葉っぱで木の実はなかなか見つかりません。しばらく探してやっと木の実を見つけると、指でつついたりつまんだりしながら自分で確かめてから、手に持って満足そうな表情を見せていました。過去のことを覚えていたり、自分のやりたいことを色々な方法で伝えようとしたり、毎日少しずつ成長している子どもたちです。