日々の保育

 5歳児が待ちに待った田植えの日を迎えました。実際に田んぼに入って田植えを行う前に、稲の持ち方を伝えていました。稲を植えるときには土の中に安定して植える為に【親指・人差し指・中指】の３本で持って植えます。
　稲を植える順番がやってきた男の子に、稲の持ち方を確認してみました。「こうだったよね！」その手は【親指・中指・薬指】の３本。見事なキツネです。実際に自分の手を見て何かが違うことに気がつき、もう一度チャレンジします。1本ずつ、「親指と人差し指と…」声に出しながらやってみるとできました。同じ3本指でも1本違うだけで全く違うものになります。「こっちの方がぐって（深く）できた！」
　どこをどの指でどうやって力を入れたらいいのか、このような気付きが生活の知恵として身についていきます。