日々の保育

　左の1歳になりたての男の子(黄色のＴシャツの子)は以前まで、友達や保育士が積み上げたカップを目の前に見つけると、一目散にハイハイをして近づき、崩すことを楽しんでいました。ところが最近では、保育士が歌う「たーかくなぁれ」の歌に合わせてカップをそぉっと積み上げることが楽しくなり、どんどん高く積み上げていきます。　

　右の10ヶ月の女の子（ストライプのＴシャツの子）は、保育士が積み上げたカップを一つずつ崩すことが楽しいようです。こうしてあかね組の子どもたちは、思う存分崩すことを楽しむ時期があり、しだいに今度は積み上げることが楽しいと思うようになっていきます。同じようなおもちゃ一つをとっても、月齢やその子の発達によって遊び方が変化していくのです。