持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省HPより)
私たちの生活は時代と共に便利にそして暮らしやすくなってきました。その利便性の裏側には、目に見えることのない多くの資源が使われています。つまり、私たちの「生活」と言うのは、多くの資源によって支えられているということです。そして、世界を見ると「生活」を支えている裏側の資源は、もうすでに地球1.7個分消費されていると言われています。お金に例えると...
地球に入ってくる収入よりも、使われていくお金の方が多いと言うことです。収入より支出が多い事が続くと、破産します。
地球も同じです。今、この生活を続けていると毎年0.7個分の資源が不足となります。
それが毎年のように重なると地球も破産します。その一つが地球温暖化です。
21世紀末までに日本は年間平均4.5°もの気温が上昇し、猛烈な雨の回数が増え、
雨が降らない日が増加すると言われています。地球温暖化一つとっても、このまま私たちが何も取り組むことがなければ地球は、アイスのように溶けて無くなってしまいます。
私たちが生活を続けていくためには、この0.7個分の消費資源を削減し、そして今までの借金を返済して行かなければなりません。そのための取り組みがSDGsなのです。
ESDはEducation for Sustainable Developmentの略で「持続可能な開発のための教育」と訳されています。今、世界には環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題があります。ESDとは、これらの現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。
つまり、ESDは持続可能な社会づくりの担い手を育む教育です。
(文部科学省ホームページより)
ESD(Education for Sustainable Development)とは、2002年に国連総会において、日本の提案によって決議され、2015年にGAP(Global Action Programme on ESD)、2020年にESD for 2030と進化し、SDGsと共に、私たちとその子孫たちが、この地球上で生活を困難にするような問題について考え、立ち向かい、解決するための学びです。ESDは持続可能な社会の担い手を育む教育です。
砂原母の会では、法人の理念の中にある「自然から学ぶ」「時間を忘れて学ぶ」「関わり合う生活」の3本の柱を掲げ、子ども達の些細な発見・学びを大事にし、興味・関心をひろげ、子ども達が成長し、社会を担う存在に育つと信じ、活動に取り組んでいます。具体的な活動は、各園の取り組みをご覧ください。
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あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
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飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
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あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
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すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
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ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
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すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
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すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネ ルギーへのアクセスを確保する
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すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する
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強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る
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国内および国家間の格差を是正する
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都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする
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持続可能な消費と生産のパターンを確保する
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気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
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海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
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陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
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持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
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持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
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